スピッツってる

名前をつけてやる

名前をつけてやる

これのせいですね。

ずれ

人が「自分はどう思うか」で考えることが多いのに対して、
自分は「第三者はどう思うか」「どう思う人が多いか」を想像して考えることが多い。
最近はそうでもないけど、昔は特にその傾向が強かった。

ただ、「他人のために」というのとは少し違う。
なぜなら、これのせいで話がかみ合わないことがあると、とても損をした気分になる。

(中略)

他人のために行動している人であれば、他人のためになれなかったとは思っても、
損をしたとは思わないだろう。

結論としては、自分は自分が好きなんだなあという感じである。うなっ。

悲鳴伝 (講談社ノベルス)

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かってに改蔵 2 (少年サンデーコミックススペシャル)

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八割

電王戦はとても宣伝が派手派手しくて、興行色が濃いように見える。

けど、主催企業の会長の話では、将棋界へ貢献したい気持ちが八割とのこと。


まあ、別に興行八割でも、無理して赤字で打ち切りよりは黒字で続けてもらったほうが健全だしWin-Winだしいいのだけど。


何が言いたいかというと、私の心の中は妬み、嫉み、僻みが八割ですが、表向きはそうでもないです。


ご安心ください。

安物買いの銭失い

安物ばかり買っていると、値段が安いことが当然になり、値段が安くないと買わなくなり、質の良い物が売れなくなり、質の良いものがなくなり、国の質が落ち、住んでいる自分が困ること。


安物を買っては捨ててまた買って 捨てて終わるか買って終わるか

追想五断章 - 第二章

解く前に疑問に思ったこと。

転生に体が必要なら、「状態」が重要のはず。

なのに、文中では「行為」がいつ行われたかが論点とされている。なぜ。


結末の方は、前回と同じパターン。

ただし、前回が0か1かだったのに対して、今回は1か3か。数列だったら嫌だ。

――処刑台に並ぶ村人たち。全員が一回ずつ殴った、ただそれだけのこと。――

追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章 - 第一章

リドルストーリーということで、考えてみる。

まず、三択。

  1. 出てこない。
  2. 出てくる。
  3. その他。

1と2は正答よりも表現だと思ったので、今は考えない。

3はピンキリ。さすがに夢オチや爆発オチは場にそぐわないだろうが。

本文にヒントがあるとも限らず、客観的に正解を探していては埒が開かないと判断し、一つ指針を導入する。


自分が一番望むオチ。


論理的にどうかではなく、自分ならどうなって欲しいか。これなら考えやすい。

そして解答。

  ――いたたまれずホテルに戻ると、寝室から寝息が聞こえる。――

追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章 (集英社文庫)

十七夜

会社を出たら月を探すことにしている。

いや、方向音痴なわけではなく、単に見るのが好きなのだ。

今夜は晴れていたのですぐ見つかった。ほぼ円形だが、ほんの少し欠けている。

そういえば、そろそろ十五夜だろうと思って調べてみると、今年は九月三十日。つまり、おとといだった。ではこれは十七夜とでも言うのだろうか。

ところで、十五夜を旧暦の八月十五日と定義すると、その日が満月になる確率はそれほど高くないようだ。平均すると、十年に三回くらいだという。

それを多いとするか少ないとするかどうでもいいとするかは人それぞれだが、曇る場合を考慮すると少ない気がする。

まあ、十七夜でもこれだけきれいなのだし、満月は年に十回以上あるので、それほど残念ではないが。

信号が近づくと、わざとゆっくり歩いて立ち止まりながら見上げる。屋外カフェでも探すべきかもしれない。


新月の夜は海に大きな電球を浮かべて空を歩きたい